懐かしきPSO、思い出したら涙がホロリ

11月に入る前ですが、PC専門大手ツクモ九十九電機)が倒産したそうで。
特にアキバでは老舗中の老舗で計7店舗もあり、多少なり馴染みがある人も多いかと思いますが
今回こういったことになってしまい、残念です。
自分も知らなかったのですがけっこう幅広く手を出していたらしく、ヤバかったのは今に始まったことじゃないらしい。
自業自得のような感じだったのかも?しかし、まさかあの大手が潰れるとは・・・世の中わかりませんなぁ。
で、ユーザー側からするとアキバはもとよりパーツ専門店とかは無数にあるので困りませんが
他の展開している地域でツクモが消えた場合(まだ営業は続けるらしいけど)近くにPCショップがない、という事もありうる。
実際に高田馬場なんかはツクモ以外に近くに有力なPCショップはありませんからねぇ。
ちょっとした事に便利だったから、不便になる人も結構でてくるだろうなぁ。


ツクモ(九十九電機)が倒産 倒産前夜の現金特価
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50755090.html
「明日は我が身ってね」――アキバ老舗中の老舗、九十九電機民事再生手続きへ
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0810/30/news066.html







さて、今回はちょっと懐かしい話題を。
かつてセガソニックチームが開発し、ナローバンドが主体だった2000年の発売にもかかわらず
全世界30万人が集いネットワークゲームの火付け役になったファンタシースターオンラインPSO

私も初めてやったゲームがPSO[Xbox版]で、4年もの間プレイしていました。
私のオンライン成分はあのゲームに育てられたといっても過言ではありません。
で、久しぶりにニコニコみてたらたまたま動画にいきつき、見始めたら止まらなくなってしまってます^^;
そんなわけで動画を貼って、見て、懐かしんでみるコーナー


PSO CM
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OP
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PhantasyStarOnline DC,GC版最終日、ある記録。
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夢中で冒険したあの日々が懐かしい。
そして今映像を見ても全く謙遜がない。勿論今のゲームのクオリティは断然高いんだけど
違和感がないというか、なんともいえない感情がこみ上げてきます。
音楽・世界観・フィールド…全てが高次元で纏まっていたゲームだったんだなぁと改めて感じる事ができます。


初めてオンラインつないだ時は人が沢山居て狭いロビーが物凄く広く感じたっけなぁ…
キーボードがまともにうてなくて、でもいきなりボイスチャットは恥ずかしくて、当初はキーボード会話。
そのおかげでブラインドタッチができるまでに成長w後になるとだんだんボイスに慣れてきて、キーボードが面倒になったんだけどw
そういえばPSOボイスチャットに限りサーバーの関係で2秒くらい遅れて声が聞こえてきたんだっけか。
おかげでよく話始めに被ってしまって、改めて話しなおす。
直らないのかなぁと思いつつもあの状況を楽しみにすらしていたのはPSOならではの話しやすい雰囲気があったからでしょうね。


…おっとXbox版固有の話に逸れてしまいましたねw
5-2-3が自分らの集まりのメインロビーで、一時期は最大10人以上は居たこともあったっけか。
基本仲間内でのプレイだったけど、部屋に空きがあればちょくちょく人が入ってきて
自然な人との出会いが自然に成立できたのもPSOの特徴。

逆もまた然りで、たまには知らないロビーにフレンドと、或いは1人でいったときでも
あれだけ知らない場所に入りやすいオンラインゲームというのは後にも先にもPSOしかない気がします。


プレイヤーキャラという形で自分が仮想的に見えている事、部屋の何処にいてもチャットが全員に届くこと、
ダンジョンに降りている場合でもリューカーという移動手段ですぐ合流が出来る事、
部屋は最大4人で誰でも出入り可能で同じサーバーにさえいればロビーが違っても部屋の状況が見れる…


などなど、いろいろ要員はあるんですが決定的なものが何なのか。
うまくは言えないのですが、"PSOの雰囲気"これに尽きるのです。
具体的に何と一概にはいえませんが、しかしそれが全てだと思うのですよ。
独特の穏やかな空気が流れているんですよ。やったことがあれば分かると思います。
あと、関連して人と非常に出会いやすいというのも特徴で
さほど広くはないロビーで最大16人(だっけ?)が動き回ってて、椅子とか出してそれぞれ会話してて
違うロビーにいけばまた違う人の会話が聞こえてくる。
これがMMOとの明確な違い。MMOは常に何千人単位が広大なフィールドを歩き回ってるから偶然の出会いというものがあまりないですからね。
CMの通り、「はじめまして」から始まる素敵なRPGでした。


因みに私は流石に大分時間がたってるので忘れてる部分もありますが
それでも出会った人達を一番覚えているゲームであり、
特に遊んだ人はその後オンに繋いでなくてもフレ登録に残してあります。

無論消すつもりもありません。
(まぁそれなんでXboxLiveのフレンド枠100人はとっくに限界超え^^;早くフレンド枠増やしてクレー!)
一緒に遊んでくれた人達には心からありがとうと今一度言いたいですね。


ゲーム的にも3ボタンで打撃の自由な変化、仲間との連携においても高次元なゲームでした。
レアアイテムがほしいが為に周回しまくったのもいい思い出。
たいてい、周回するときには殆どアイテムでないんですけどね。
で、ゆる〜く遊んでいる時にアイテムがポコっとでると。
そんなポコッと出るアイテムの中でラヴィス=カノンが出た時はほんと嬉しかったなー。
しかも何か属性が付いてた記憶があります。自慢でしたね。


最終的にはPSOはメインキャラのレイマーがレベル170近くまで上がり
2nd,3ndもレベル100以上、他のゲームをやっても必ずシメはPSOでまったり遊ぶために帰ってくるほどでした。
これだけ夢中になったゲームはPSOをおいて他にありませんね。本当に楽しかった。





叶うのならばまたラグオルに帰りたいところですがねぇ…
もはや昔のセガ、昔のソニックチームではないですし…惜しいものです。
まだ最後の砦であるPC版(PSOBB)は稼動してるけど、いずれ終わるが来るでしょう。
後継となる筈だったPSUは上記に書いた"雰囲気"が損なわれていて3ヶ月持ちませんでした。
唯一素晴らしかった点は自分好みにカスタマイズできたマイルームくらいなものでしょう。
今度のDSのPSゼロも、PSOのように期待できるものでは到底ありませんし。


事実上PSOへの想いは現在はるか遠く届かないわけです。
しかしPSOというゲームは先進的すぎたゲームなんでしょうな。
現代で初めてこのゲームが発売されてもおかしくないぐらい先進的です。
何時も時代の先を行く当時のセガが無ければこのゲームは生まれなかった。
今あったならもっともっとプレイしていた筈です。
そういう意味でもこのゲームは奇跡のゲームだったのだと。
再び奇跡は起こるのか…
ラグオルに想いを馳せながらハンターズ達の日々は過ぎていく。







思い出しながら書き綴ったので文章になってない部分もあるかと想いますがご了承を。
最後にエピソード1、エピソード2のエンディングをどうぞ。


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音楽が最高に素敵です。
しかし思い出せば出すほど、本気で涙が出てくるな…
最後の日までアカウントを維持させなかったのは本当に無念でなりません…


画像も見つけたんで貼っときます。
もっと撮っておけばよかった…気まぐれに撮ったのと送ってもらったSSがちょっとあるだけ。


 
1枚目:メインキャラkage、バランゾランチャー(借物)装備
2枚目:右、3ndキャラmitsuki、マダムノヒガサ装備


2ndキャラの写真はなかったorz
しかし懐かしいねぇ